賃貸マンション企画テクニック (第3章)木造3階建という選択肢

木造3階建ての活用

下記物件は土地自己所有の方が、
総工事費5,200万円を掛けて建築。
(その他、設計監理費5%、登記費用など諸経費が別途掛かりました)

W3Dimegemini


年間売上は全室満室の場合に約1,000万円です。
2006年3月完成


本物件も、完成時には即満室、更には入居待ちとなりました。
最近許可された木造3階建共同住宅ですが、
資産運用の面から見ると、この法改正のメリットは大きいと思います。

鉄骨や鉄筋コンクリートで建てるよりも、工事費は2/3程度で
済みますので、採算計画が非常に楽に立てられます。


最近こそ、「木3アパート」は一般化し、乱立し始めていますが、
この物件が計画された時には、
まだ木造3階建アパートはほとんど存在していませんでした。

当社では、「木造の1階は空き部屋が出易い」という経験則から、
1階にロフトを設置。空き部屋が出にくい様に配慮しました。

また、「
木造アパートの3階」まで、
入居者に階段で上がって頂けるのかどうか、データがありませんでした。
そのため、
3階にもロフトを設置、魅力を増す為の努力を致しました。


これも「不便なのは何か?」を先読みして成功させた一例です。
他社が「木3」に目を向け始める3年前に計画した物件、
5000万円の融資を受けて年間収入約1000万円の計画です。
3年のアドバンテージ、収支計画の圧倒的な安全性に繋がります。

本物件は、高利回り達成の木造3階建アパートとして
「家主と地主」に取り上げられました。

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