当事務所ではコンサルティング単体での業務は請け負っておりません。
設計監理契約を戴く中で、オーナー様の利益を最優先に考えて、あらゆる選択肢の中からご提案をいたします。
建設会社や不動産会社の押し付けも致しません。全て透明に、正直にお話をして、オーナー様が正しい選択をするためのお手伝いをしています。
何ができるの?

- 土地探し
- 企画設計
- 収支計画書作成
- 役所調査・構造検討
- 設計監理
- 建築見積のチェック
- 家賃上昇のための資料作成
土地探し
つねに土地情報を広く探しており、自社でも賃貸物件の運営もしつつ、お客様の条件に合いそうなものがあればご紹介もしています。そこにどんな建物が建てられるか。早い段階で粗いスクリーニングを行い、目標利回りに近い収益が得られそうと判断できたら詳細を詰めていきます。
※不動産のご紹介はグループ会社が行います。
企画設計・収支計画書作成
良い土地が見つかった場合、土地の申し込みを入れて頂くと同時に「白紙解約条件付き」の設計監理契約を締結していただきます。
金融機関申込用の各種資料を作成し、場合によっては土地の値引き交渉のための資料作成(先方に伝えるためのネガティブ要素を洗い出し)も行います。
役所調査・構造検討
だいたいの想定プランが出来上がると役所調査を行い、実際に計画しようとしている建物が建築できるかの相談などを行います。市区役所、確認検査機関、消防署などに相談に行きます。また、構造的に無理がないか、無駄がないかの検討もこの段階で行います。
木造については事務所内で検討。それ以外の構造については外部構造設計事務所の協力を受けています。
設計監理
各種の検討も終了し、金融機関の融資承認も出ましたら本格的に設計を開始します。この段階を超えると設計監理契約の白紙解約は出来なくなります。
それまでの検討を踏まえ、より良いプランにできないかの検討を念入りに行い、日影図や天空率図の検討に時には数十日を掛けて最高のプランを捻出。
確認申請を提出して確認済証取得次第、工事着工となります。
建築見積のチェック
ご希望に応じて数社の建設会社から見積を取得。比較して大家様と一緒にどこを選ぶかの検討をします。
この時点で突然高い建築費が出て来ても困ります。計画が前に進まなくなります。このため、事業開始からまもない時期に有望な建設会社を1社選択して、そこに概算見積書の作成をして貰っておきます。この概算見積書は融資審査にも必要です。
この協力してくれた会社の好意を大事にしつつ、必要であれば他にも数社、声を掛けて相見積もりを取ることが可能です。この見積書は私たちの手元ではなく、大家様に直接提出される様にすることで、設計者が一切の不正をできない仕組みとしています。
※建設会社を斡旋してバックマージンを得る設計者も非常に多いです。当社は一切その様な行為は行なっておりません。
※2025年5月現在、昨今の建築費高騰で「ギリギリまで頑張って見積を作るが叩き合いは勘弁してほしい」と言われることも多いです。相見積を取るべきか否か、しばらくの間は要検討です。
家賃上昇のための資料作成
家賃をあげるために細やかな設計を行い、建築中には現場が正しく進んでいるかの確認(監理)を行います。
建物完成時期に合わせ、例えば繁忙期を過ぎてしまいそうな時、少しでも早く完成イメージを市場に出したいと判断すれば募集広告に使えるパースを作成しますし、募集開始後初動が鈍いなと思えば早朝に建物完成写真を撮影にいくこともあります。
大家様と一体となり、事業を成功させるためにできる限りのお手伝いをしています。