鉄壁システムについてのQ&A
(本システムにつきましては建設会社との共同企画になります。)

Q1
どんな工法なの?実績は?
A1
NSハイパーツ社のNSSF工法をベースとして、有限会社向井建築設計事務所とマツイ社で検討を重ねて実現したものです。コストを抑えながらも良い間取りプラン、快適性、構造安定性を並立させることの出来る仕組みを作りました。
1・2階の耐力壁面材にはバーリング鋼板と呼ばれる特に強度の強い面材を使用します。
他社のNSSF工法採用例としては日本製鉄様の寮、寄宿舎の他、北海道では小学校(平家建て)の建築例もあると聞いております。

Q2
薄板軽量形鋼造とは?
A2 構造的な考え方としては、ツーバイフォー住宅の木材を鉄に置き換えた所からスタートしています。 スチールハウス、スチールパネル構造とも呼ばれており、アメリカでは急速に普及しつつある工法となっています。
鉄骨造の耐久性は防錆レベルにより決まります。NSSF工法では非常に高性能な防錆メッキを部材に施すことで高耐久性を実現しています。

Q3
標準仕様とはどんなもの?
A3
「検討段階で分かりやすく価格をイメージ」できる様に、「ほぼ定価制」を実現できる標準仕様を設定しています。オプション設定については、カタログの中にまとめてあります。
注1
標準仕様では賃貸住宅に設置するのに十分なクオリティのものを選択しております。各メーカーに同一グレードの製品を大量発注する見込みを伝える事で、仕入価格の協力を得て、ローコストに貢献しています。この発注見込につきましては、鉄壁システム以外のマツイ社施工物件、有限会社向井建築設計事務所設計物件での採用も含み、ボリュームを確保しています。
なお、完全に自由仕様で建築なさりたい場合には「鉄壁システム」を利用せず、通常の設計監理契約をお薦めします。

Q4
工事の相見積は出来ないの?
A4
「鉄壁システム」については施工はマツイ社が行います。これを前提にした価格設定となっております。施工会社を複数社から選択される場合には通常の設計監理契約をご選択ください。
なお、関東圏におきましてはこの工法の実績のある建設会社はほとんど存在しないものと聞いております。

Q5
外断熱とはどんなもの?
A5
建物全体を屋内廊下などの共用部まで含めて、全て断熱材で包みます。住戸部と共用部の境の壁については、遮音性などの必要がある場合のみ断熱材の施工を行います。

Q6
どんな敷地にも建築できるの?
A6
「壁式構造」のため、一定量の耐力壁(耐震壁)が必要になります。このため、小さな住戸が並ぶ様な計画には不向きです。「鉄壁システム」では住戸あたりの床面積を40平米以上、各フロア3戸以上を基本とさせていただいておりますので、それだけの敷地面積が必要です。これ以下のものにつきましてはコストアップとなる可能性があります。 また、壁パネル、床パネルは工場生産されたものが搬入されてクレーンでの上棟になりますので、重機の走行経路および敷地前の電線の位置により建築に適さない土地もあります。
詳しくは、その土地ごとに現地調査をして回答となります。

Q7
4階建てだと杭工事の費用が大きいと聞くけど大丈夫?
A7
一般的に4階建て以上になると軟弱地盤の敷地では杭工事が必要になることが多いです。 鉄壁システムのベースとなるNSSF工法は強度を確保しながら軽量化を実現した工法であり、地耐力40kN/平米程度の地盤であれば地盤改良なしでの施工が可能です。 N値0が続く様な超軟弱地盤の場合には木造であっても杭工事が必要となる場合がありますが、木造3階建で一般的に要求される地耐力は30kN/平米。 木造3階建てよりも少しシビアな条件が要求されると考えて頂ければと思います。
実績としては、鉄壁システム採用2棟目において、足立区の隅田川沿いの土地で「地盤柱状改良のみ」で建築しております。
杭工事は杭の長さ、本数によりますが1000万円単位の費用が掛かることが一般的です。地盤改良費の相場は100~300万円程度が目安です。本格的な杭工事が必要となる敷地においては、在来工法であるRC造、S造による高層化をお薦めします。

Q8
地盤調査はどんなものが必要なの?
A8
本工法は鉄骨造4階建としての調査が要求されます。
このため、住宅用の簡易な地盤調査であるスウェーデン式サウンディングではなく、ボーリング調査が必要となります。
ボーリング調査費用の目安は液状化の検討なども含めて、1mあたり2万円程度です。敷地に合わせ、基礎の検討が可能になる深さまでの調査をします。

Q9
4階建て限定なの?
A9
鉄壁システムは4階建て限定です。3階建て以下の自由設計については、通常の設計監理契約の方でお受けします。
本システムは、耐火構造の4階建市場において圧倒的な競争力を持つものとなる様にシステムの設計をしております。現在の法規定で薄板軽量形鋼造を採用できるのは最上階から4層までです。

Q10
建築費はいつ確定するの?
A10
本質問内で「ほぼ定価制」と謳っておりますが、当然、敷地条件や建物1棟ごとの材料費は異なります。
表示している「価格」については、「モデル建物(「アイウォール」/足立区)」の見積実績に基づいて、それと同等の建物とした場合の価格となります。
お問い合わせを受けた時点では、公表しております単価を元にした概算建築費をご提示します。実際の建築請負金額については、現地調査も行った上で、改めて、マツイ社から正式なものを提出いたします。これをもって正式な建築費となります。

Q11
誰と契約するの?
A11
設計監理契約は有限会社向井建築設計事務所と締結していただきます。建築請負契約は株式会社マツイと締結して頂きます。
地盤調査や確認申請料金、構造適合性判定料金などに関しましては、別途、お見積を提示致します。これらの費用につきましては、地盤調査会社、確認検査機関に直接お支払いをお願いしています。


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