昨今では、重量鉄骨造とRC造の建築コスト差はほとんどなくなりました。
このため、RC造が建築可能な敷地においては、RC造をお勧めしています。

しかし、敷地条件により、RC造の建築に向いていない場合があります。
例えば、軟弱地盤で「鉄骨造は10mの中間層で支持できるが、RC造の場合40mの支持層まで杭を打たなければならない」といったケース。
杭代金で2000万円、3000万円の違いが出てしまう場合には、
上部建物本体構造が同程度の費用掛かるとしても、鉄骨造を選択した方がお得という事もあり得ます。

鉄骨造のメリットは
RC造よりも軽いこと。工期がRC造と比べると短いこと。耐火構造で高層化できること。塔状比の高い建物(ペンシルビル)を建築可能なこと。

鉄骨造のデメリットは
標準的な外壁材であるALCパネルが雨に弱く、定期的な塗装を必要とすること。雨仕舞いが難しいこと。

となります。


重量鉄骨造の設計におきましては、当社で設計を行い、確認申請を出した段階で、建設会社数社に見積を依頼。その結果で施工者を決定して頂きます。
計画の初期段階で、概略の基本設計を行い、金融機関への審査、建設会社からの「超」概算見積の取得を行います。


住宅メーカーの重量鉄骨造と当社設計の重量鉄骨造の違い(写真)

重量鉄骨造の作品集

←構造の選択へ戻る ←TOPページに戻る