現在、建築費が高騰しており、重量鉄骨造、RC造共に
中小規模マンションの建築費は
住宅メーカーに依頼すると坪150万円程度はかかります。

鉄の特性を知り尽くした日本製鉄がその知見を惜しみなく使い開発したNSSF工法。
鉄壁システムでは、このNSSF工法を採用し、ローコストでありながら高性能のマンションを提供出来る様になりました。
使用する鉄板の厚みは軽量鉄骨造と同様ですが、その組み合わせで強固な壁パネルを構成し、高い耐力を実現します。


夢物語のような話を叶えるこの工法の特徴は以下の5点です。

1.
アメリカで普及しているスチールハウスの改良版で4階建まで建築することができます。
2×4と同様に面で地震力に耐える「壁式構造」ですが、2×4と違い、より厳しい「鉄骨造の構造基準」で設計されるため、非常に構造安定性の高い建物になります。

2.
標準仕様で「劣化等級3」の耐火構造となります。

3.
標準仕様で建物全体が外断熱になります。
断熱材の厚みを増やす事で簡単に省エネ性能もアップします。

4.
耐震壁は
「鉄の柱に鉄板を張ったもの」と「鉄の柱に耐力ボードを張ったもの」で構成されます。
この丈夫な壁を1階から最上階まで同じ位置に通す事で、非常に強い強度を出しています。
他の工法と違い、上下階で位置のずれた耐震壁をつくることは出来ません。設計時に細心の注意を払い、バランス良く、全ての階の同位置に耐震壁を計画する事で、「鉄の持つ力」を最大限に引き出します。
一般的な建物では重量バランスが悪く、全ての壁に同程度の力が掛かっていません。無駄が多く発生しています。
NSSF工法ではその無駄を最小限に抑えることが出来、それによりコストダウンを実現。

5.
少ない鉄の量で無駄なく建物を構成するため、建物重量は軽くなります.
鉄壁システムで建てる4階建ての総重量は1平米あたり4トン。
一般的に木造3階建ての住宅に必要な地盤の耐力が、1平米あたり3トンです。それより1トン重いだけにすぎません。
この総重量の軽さにより、軟弱地盤の多くにおいても、杭基礎を不要としました。
杭基礎には1000万円単位の費用がかかります。



設計監理は有限会社向井建築設計事務所、施工は株式会社マツイが行います。
設計・施工を通し、パネルメーカーのNSハイパーツ社様からは技術指導を受けています。

円安の影響などもあり物価急上昇中で、定価制にはできませんが、モデル建物において「
今現在、どの程度の建築費で建てられるのかの明細」について鉄壁システムにおいて明示していく方針です。


現在の鉄壁システムの建築費明細(目安)及び実績は以下の通り。

建築費明細のページ

実績(作品集)

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